日本人はブランド志向が強く、「東大早慶に入れば就活やその後の人生も安泰!」「アメリカの中途半端な大学に行っても意味がない!」といまだに思っている人も多いと思う。しかしこれは完全な間違いで、今や東大早慶の体育会学生でも外資・商社、日本トップ企業へ入ることは難しくなっている。
筆者は早稲田大学野球部出身であるが、総合商社全落ちに始まり、メガバンク、不動産、外資企業などとにかく落ちまくった。最終的には証券会社から内定を得ることができたのだが、納得できる就活とは言い難い結果であった。もちろん私の準備不足が大きな原因であるが、そもそも論として体育会学生はスペックが足りていないという問題がある。
昨今の就活状況
現在の就活市場は留学経験(1年以上)ある学生と、ない学生で大きな壁がある。留学し、グローバル経験や英語力をきちんと準備してきた学生は外資や商社、その他日系トップ企業への挑戦資格を得る(内定に近づくという意味ではない、あくまでも予選・センター試験を突破したくらいの感覚だ)。
一方、留学経験がない学生はせいぜい日系証券、銀行のリテール営業、初任給25万円スタートだ。もちろんそれで就活成功という学生も中にはいるだろう。ただ、塾や予備校に大量の投資を行い、死に物狂いで受験戦争を突破し、夢の大学に入学後も年間100万円近い学費を払って年収400万円スタートで本当に良いのだろうか?その投資は効果があるのだろうか?今一度考えてほしい。
現在の就活生に求められるスペック(外資・商社などトップ企業)
- 1年以上の留学経験がある
- リーダーシップ経験がある
- ビジネス経験がある(インターンなど)
- 学業成績が優秀である
- 素晴らしい人間性を兼ね備えている
このように就活において留学は必須だ。英語が話せない人材は外資・商社は取らない。それは東大早慶などのトップ大学出身でも同様である。海外オフィスとのミーティングや上司が外国人、クライアントとの英語会議など日常茶飯事なので、そもそも英語が話せないと仕事を回すことができない。頭だけ良い、学歴だけ良いだけではそもそものスペック不足である。
東大早慶に行くくらいなら海外大学に行こう、といっているのはこのような理由があるからだ。だからアルファにきてくれる学生は海外大学に留学、留学のプロである我々が知らないような学校からでも外資金融、外資コンサル、商社、GAFA、投資銀行などからガンガン内定を獲得している。
どのタイミングで留学経験を取りに行くべきか?!
このように留学している人としていない人では大きな「就活格差」がある。前者は外資金融・外資コンサル、GAFAへ入って年収1000万円スタート、後者は国内で汗水垂らしながら営業に駆け回り年収400万円スタートだ。残酷なほどの開きがある。
従って今の学生が考えるべきは、就活を迎える前にどのタイミングで留学経験を取りに行くかである。もちろん早ければ早いほど良い。できるだけ早く英語を身につけ、グローバル感覚を養い、世界でリーダーシップを発揮できる人材にならなければ就活で勝つことは非常に困難である。
体育会学生留学パターンは2通りのみ
体育会学生は部活動が非常に忙しい。筆者の在籍していた野球部であれば年中練習していたし、春と秋はリーグ戦、夏と冬は強化合宿と休む暇もなく部活に明け暮れていた。その結果、就活時は学業成績もパッとせず、インターン経験も留学経験もない、頑張ったことは部活動だけという状況だった。日本の大学で部活をやりながら留学することは非常に難しい。
従って日本人体育会学生が留学するパターンは2つしかない。1つ目は大学卒業後に大学院へ留学するパターンだ。筆者がこのパターンで、アルファに来る多くの学生がこのパターンで就活に圧勝している。4年間部活動に日本の大学で打ち込み、卒業後2年かけて海外の大学院で英語力、ビジネス経験、インターン経験などを身につける。
2つ目のパターンはスポーツ留学だ。アルファのおすすめはこのパターンだ。4年間の留学で英語は一生困ることはないだろう。また、異国の地でスポーツと学業の研鑽に励んだ経験は高く評価される。何より世界各国から集まる大学で、彼らの文化に触れながらスポーツができることは何より刺激的で、人生の宝となる経験になるだろう。筆者が今高校生なら確実にアメリカの大学へスポーツ留学する。
大学卒業後に留学するのも良いが、やはり留学経験は早めに取るに限る。また、4年間+2年の学費となるとコスト的にも割高になってしまう。やはり大学で部活をしたい学生にとっての最適解は「スポーツ留学」ということになる。
奨学金が豊富で日本の大学よりも安上がり!アメリカの部活事情!
アメリカの大学へスポーツ留学する、と聞くと「レベルが高くついていけないんじゃないか」「学費が高くて払えない」という人が多いがこれは誤解である。アメリカの部活動はきちんとレベル分けされており、奨学金も豊富だ。全額支給されるケースも多いし、むしろ奨学金をもらえないというケースの方が珍しい。一般学生がもらえないような奨学金を受け取ることができるし、留学生にも平等に支給される。一般の留学よりもはるかにお得であり、日本の大学よりも安く留学できるケースも多い!
米国大学の特徴
- 少数精鋭!部員は一学年10名前後が多い(アメフトなどは30人前後)
- 2軍や3軍などの格差はなく、全員ができるだけ等しく出場機会を与えられる!
- 部費なし!遠征費も学校側が負担する→奨学金も豊富なので日本の大学より安上がり!
- シーズン制。公式戦シーズンは春のみ=文武両道
- 練習時間が体育連盟により定められているので、勉強時間確保できる!
- 上下関係なし!理不尽な規則や雑用なし!
- 返済不要の奨学金制度が豊富!結果を出せば返済不要の奨学金を獲得できる!但し奨学金不可のリーグ・ディビジョンもあり(アイビーリーグなど)
- 文武両道!公式戦出場には一定以上の成績が求められる。
日本の大学よりも安く留学し、最先端で合理的な指導を受けながら、理不尽な上下関係やルールもなく部活と学業に集中でき、卒業後は東大早慶の学生以上の企業へ就職することができる。そんな夢のような選択肢がスポーツ留学なのだ。
まとめ
- 東大早慶でも留学経験がないと就活で落ちまくる
- 留学経験があれば、有名でない大学でも外銀、外コン、商社など内定しまくる!
- 日本の大学で部活をやると、留学するタイミングがなく、就活でも落ちまくる
- 米国スポーツ留学は大量に奨学金がもらえるので、日本の大学より安く留学できる!
- アメリカの部活は合理的で、理不尽な上下関係やルールは一切ない!
- 卒業後の進路も圧勝!多くの学生が外銀、外コン、商社など内定!
- 体育会系学生はスポーツ留学一択!
大学で部活をやりたいと志す高校生は全員アルファでスポーツ留学し、人生に成功し続けてほしいと心から願っている。